鬼怒川源流部 田代山(1099.8m) 2013年11月16日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 9:44 上三依塩原駅−−9:51 林道終点−−10:47 田代山 10:50−−11:22 林道終点−−11:28 上三依塩原駅

場所栃木県日光市(旧藤原町)
年月日2013年11月16日 日帰り
天候快晴
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場上三依塩原駅の駐車場を利用(無料)
登山道の有無無し
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント上三依塩原駅より東尾根を往復。駅から西側に抜けられないので北側の人家前を通る車道が線路を越える橋を利用。車道終点はゴミ置き場でここから尾根に取り付く。顕著な尾根で登りで迷うことはないが微妙に分岐があって下りは要注意。ただし目印多数あり。自然林が続き藪皆無で快適に歩ける。山頂は樹林で展望は良くない




上三依塩原駅裏が東尾根 駅北側に回り込む道
橋で線路を越える 車道終点
車道終点はゴミ捨て場 尾根に取り付く
露岩 露岩上の祠
なだらかな尾根を歩く 紅葉がいい感じ
900m肩の標識 このピークが山頂
気持ちのいい尾根歩き 山頂直下1060m付近
田代山山頂 唯一の山頂標識
東尾根入口 上三依塩原駅


 栃木県の田代山と言えば福島県境の田代山が有名だが上三依にも田代山がある。登山道は無いが地形図を見た感じでは東尾根が最もアプローチしやすいし山頂直下を除いて傾斜も適度で歩きやすそうに見えた。東尾根末端は上三依塩原駅の裏側であり、駅を起点に登るにもちょうどいい。ネットでちらっと調べたら私と同じように東尾根から往復した記事が何件かヒットした。

 駐車場所は駅前の駐車場とした。駅のすぐ脇はちょっと気が引けるので駅から離れた国道に近い広い駐車場に車を止めた。駅付近から線路を越えられる場所があるだろうと予想していたがそんなものはなく、駅は盛り土されたような高い場所にあるし、駅の両側の線路付近は荒廃した畑らしく草ぼうぼうの藪状態で突っ切るのに勇気が必要。地形図を見て尾根の北側に谷地形があるのに気付き、ここなら橋で線路が沢を越えているだろうからその橋を潜ればいいやと考えた。地形図では近くに道が書かれていたのでそれを目指す。

 駅前からいったん国道に出て僅かに北上、左に入る舗装道を進むと別荘らしき無人の大きな家を通過すると車道は橋で線路を越えていえる。ラッキー、線路を直接横断しなくて済んだ。

 橋を渡ると車道終点でゴミ捨て場、いや、放置ゴミ置場か。でも野菜まであるので地元の人も捨てていると思われる。ここから植林の斜面に適当に取りつく。尾根末端は露岩があったりするがその西側に上がってみると、露岩のてっぺんに祠が2つ並んでいた。

 取りつきだけ急な登りだったが露岩まで上がると緩やかな尾根に。自然林に変わって紅葉がちょうどいい。尾根がまとまると目印が登場、下草、藪が無いので道があっても無くても問題無く歩ける植生だが、尾根が明瞭になると踏跡も明瞭になる。最近は笹の出番が多かったが道が無くても笹が無い歩きやすい自然林の方がうれしい。

 地形図から読めるように適度な傾斜の尾根で気分良く歩ける。天気は快晴、気温は10℃前後でこれまた快適。たまにはこんな藪山歩きもいい。

 時折尾根の分岐があり注意が必要。900m肩では左(南)に顕著な尾根が分岐する。ここに唯一の案内標識あり。昔は地元の人が利用する登山道があったのだろうか。その後は小ピークをいくつか越えて行く。相変わらず藪皆無。山頂直下の1050〜1090mの登りはやや急だが地形図から読み取れる傾斜より緩いような。特に危険があるわけではなく淡々と登ればいい。

 稜線に出て振り返ると今登ってきた尾根入口はちょっと目立たないので、別ルートで登ってきてここを下る場合は要注意。稜線から山頂まで数10mしかなかった。

 山頂は南北に細長く樹林に囲まれて落葉した木の隙間から僅かに景色が見えるだけの毎度のパターン。山頂標識は日光山紀行のみ。お掃除済みというわけか。駅から近くて藪は無いし、そこそこ訪問者がいると思うが本日のお客様は私だけ。これも藪山ではいつものパターン。

 帰りは往路を戻るが微妙な尾根の分岐で判断に迷うこと2回ほど。最初は1050m付近で地形図では尾根がはっきりしていないように見えるが現場では尾根が2つにはっきりと分かれている。ここは地形図を見て右(南東)を選択、少し下って目印が現れて一安心。次は940m峰でここも地形図を見て右にルートを振る。900m肩の標識がある分岐は明瞭に記憶が残っているので迷うことなく左に入る。あとは一本道。

 

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